泌尿器科Urology

精索静脈瘤に対する顕微鏡下低位結紮術が保険適用になりました(平成30年4月)

精巣から心臓へ戻る静脈の血液が逆流し、精巣周囲の静脈が拡張して静脈瘤を形成した状態を精索静脈瘤といいます。男性不妊症患者さんに比較的多くみられ、右側よりも左側に発生しやすいことが特徴です。多くの場合は無症状ですが、陰囊の違和感や鈍痛を生じることがあります。また、造精機能障害(精子をつくる機能の低下)を引き起こし、男性不妊の原因となることがあります。

治療は主に手術療法であり、高位結紮術、腹腔鏡下手術、顕微鏡下低位結紮術などがあります。近年では、再発や陰嚢水腫などの合併症が比較的少ないとされる顕微鏡下低位結紮術が広く行われています。平成30年4月から保険適用となり、患者さんの経済的負担の軽減につながっています。

この顕微鏡下低位結紮術は、平成30年4月に保険適用となり、以前と比べて患者さんの負担が軽減されました。当院においては、不妊治療分野で豊富な経験を有する岡田弘先生(現:獨協医科大学越谷病院リプロダクションセンターセンター長、元神戸大学医学部付属病院助教授)の指導を受け、平成16年11月より、治療を行っております。
お困りの際には、当院泌尿器科までご相談ください。

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